ガソリン価格 補助金拡充で2週連続で値下がり 1リットル182円

レギュラーガソリンの小売価格は、19日時点の全国平均で、1リットル当たり182円となり、2週連続で値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格の調査をしている石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は19日時点の全国平均で、1リットル当たり先週から2.8円値下がりし、182円でした。

これは9月7日から政府の補助金が拡充されたことが要因で、値下がりは、先週に続いて2週連続です。

経済産業省は、21日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットル当たり30.5円の補助金を支給することにしています。

今後の価格の動向について石油情報センターは、「サウジアラビアなどの産油国の減産によって原油価格は引き続き、上昇傾向となっているが、政府による補助金が拡充されたことで、来週のガソリン価格も値下がりが予想される」と話しています。