セ・パで首位打者 内川聖一が引退へ 今季は独立リーグでプレー

プロ野球のセ・パ両リーグで首位打者のタイトルを獲得し、今シーズン、プロ野球独立リーグの大分Bーリングスでプレーする内川聖一選手が、今シーズン限りで現役を引退することを明らかにしました。

内川選手は21日、自身のインスタグラムで今シーズンで現役を引退することを発表しました。

この中で「寂しさもありますが、それと同時に少しホッとしている自分がいるのも正直な気持ちです」などと心境をつづっています。

内川選手は大分市出身で、大分工業から2000年にドラフト1位でDeNAの前身、当時の横浜に入団しました。

そして、プロ8年目の2008年には右バッターとしての歴代最高打率3割7分8厘をマークし首位打者に輝いたほか、FA=フリーエージェントで移籍したソフトバンクでも首位打者となり、史上2人目となるセ・パ両リーグでの首位打者となりました。

また、2018年には2000本安打も達成しました。

内川選手は「最後にユニフォームを着ている姿と脱ぐ姿を大分の皆さんに見せたかった」として、今シーズンは地元のプロ野球独立リーグの大分Bーリングスでプレーしました。

内川選手は大分県での試合を中心に45試合に出場し、3割4分9厘の打率をマークしています。

内川選手は今月24日に大分県臼杵市で行われる今シーズンの最終戦に出場する予定です。