大相撲秋場所 11日目 1敗で単独トップの熱海富士は翔猿と対戦

大相撲秋場所は11日目、1敗で単独トップの平幕、熱海富士は小結 翔猿と、2敗で追う高安は関脇 大栄翔との一番が組まれました。

秋場所は10日目の19日、21歳の熱海富士が大関経験者の高安との1敗対決を制し、単独トップとなりました。

11日目の20日、熱海富士は小結 翔猿と初顔合わせの一番です。

幕内2場所目の熱海富士は今場所は力強く前に出る相撲で白星を重ねていて、三役以上との対戦は初めてです。

熱海富士は動きのいい翔猿を捕まえて得意の右四つに持ち込み寄り切れるか、翔猿としては圧力をまともに受けないよう、動き回ってタイミングよく押していけるかがかぎになりそうです。

2敗の高安は関脇 大栄翔との一番が組まれました。

過去の対戦成績は11勝7敗で高安が勝ち越しています。

高安はかち上げやもろ手突きで立ち合いから厳しく攻めてペースをつかみたいところで、大栄翔は腕を伸ばして距離を取り、得意の突き押しで一気に勝負を決められるかがポイントになりそうです。

3敗で追う5人のうち、大関 貴景勝は4敗の関脇 若元春と対戦します。

今場所、3人の大関を破っている前頭筆頭の北勝富士は平幕の剣翔と3敗どうしの一番です。