東京都 18歳以下に5000円給付 対象外の約17万人に案内誤送付

東京都は、18歳以下を対象に毎月5000円を給付する新たな制度の案内を、対象外のおよそ17万人に誤って送付したと公表しました。

都が誤って送付したのは、18歳以下を対象に毎月5000円を給付する「018サポート」と呼ばれる新たな制度の案内チラシです。

9月、申請の受け付けが始まったのに合わせて、都は先週から制度を周知する内容や申請方法が記されたチラシをおよそ130万人に郵送しました。

しかし、都によりますと、この中にすでに都外に転出して対象外となる、およそ17万人が含まれていたということです。

転居済みの都内の住所を宛先にチラシが届いたと問い合わせが寄せられ、都が調べたところ、委託業者が対象リストから一部の転出者を除外していなかったことがわかったということです。

郵送物には、氏名と転出前の住所以外に個人情報は表示されておらず、これまでに対象外の人で申請した例は確認されていないということです。

都は、ホームページに問い合わせ先を掲載し、連絡があった人に謝罪と経緯の説明を行うことにしています。

都は「関係する方々にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げ、再発防止に努めてまいります」としています。