東京 府中 工事現場で作業員5人が体調不良 熱中症か

19日正午ごろ、東京 府中市の高校で体育館の改修工事にあたっていた作業員5人が体調不良を訴え、病院に搬送されました。このうち1人は一時、意識が無い状態でしたがその後、回復したということで、警視庁は熱中症の可能性もあるとみて詳しく調べています。

19日正午ごろ、東京 府中市の都立府中高校で「工事現場で複数の作業員が体調不良を訴えている」と消防に通報がありました。

警視庁や消防によりますと、20代から40代の男性作業員5人が体調不良を訴えて病院に搬送され、このうち20代の男性は搬送時に意識がありませんでしたが、現在は容体が回復し、命に別状はないということです。

5人は体育館の改修工事のため、外壁とその周りを覆うシートの間で作業をしていた時に体調不良を訴えたということです。

警察官が現場に駆けつけた際に、壁とシートの間の空間は気温が高い状態だったということで、熱中症の可能性もあるとみて当時の状況や原因を詳しく調べています。

府中市の19日の最高気温は33.2度と厳しい暑さとなっていました。