WBA=世界ボクシング協会とWBC=世界ボクシング評議会の2団体統一チャンピオンである寺地選手は、18日夜は東京の有明アリーナで王座統一後、2回目の防衛戦となるタイトルマッチに臨みました。
対戦相手はWBC1位で南アフリカのヘッキー・ブドラー選手で序盤から寺地選手がワンツーなど多彩なコンビネーションで攻める一方で連続パンチを打ち込まれるなど互いに一歩も引かない展開となりました。
しかし、第9ラウンド、寺地選手が相手の顔に右ストレートを打ち込んだことをきっかけにロープ際に追い詰め、連打を浴びせたところでレフェリーが試合を止めました。
この結果、寺地選手は9ラウンド2分19秒、テクニカルノックアウトで勝ち、防衛を果たしました。
試合後、寺地選手は「致命的なダメージが与えられず、判定かなと思っていた。でもトレーナーから9ラウンドで絶対に倒そうと言われたので倒さないと帰れないと思って死に物狂いになった」と振り返りました。
今後に向けては「次は3団体目、いきたいと思っている」と述べ3団体統一戦に向けて意欲を見せました。

ボクシング 2団体統一チャンピオン 寺地がTKOで防衛
プロボクシングライトフライ級の2団体統一チャンピオン、寺地拳四朗選手が18日夜行われた世界タイトルマッチで挑戦者の南アフリカの選手にテクニカルノックアウト勝ちして防衛を果たしました。

