大谷翔平 エンジェルス遠征には同行せず 右ひじ治療に専念か

けが人リストに入り今シーズンを終えた大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手は17日の試合後、チームを離れ遠征には同行しませんでした。今後は右ひじの治療に専念すると見られています。

大谷選手は16日にけが人リストに入り、今シーズンを終了することが球団から発表されました。

エンジェルスのミナシアンゼネラルマネージャーは会見で、じん帯を損傷している右ひじについて「数日中に何らかの処置を行う」と明らかにしました。

大谷選手は本拠地のエンジェルスタジアムで行われた17日のタイガース戦も、試合中にベンチに姿を見せ、チームメートと笑顔で会話する様子が見られましたが、試合後は遠征先のフロリダ州に移動するため空港に向かうチームのバスが出る前に、球場を後にしました。

エンジェルスは18日の休養日を挟んで、19日から24日までレイズとツインズと相手の本拠地での6連戦に臨む予定です。

大谷選手は遠征に同行せずに、今後、右ひじの治療に専念すると見られています。

大谷選手は大リーグ1年目の2018年に右ひじのじん帯を再建するトミー・ジョン手術を受けていて、この際はシーズン終了直後の10月に行われ、バッターとしての復帰は翌年2019年5月、二刀流として本格復帰を果たしたのは手術から2年半後のおととし4月でした。