大リーグ結果 藤浪 リリーフで無失点 チームはプレーオフ進出

大リーグ、オリオールズの藤浪晋太郎投手が17日、レイズ戦で9回にリリーフで登板して3分の2イニングを無失点に抑え、チームはサヨナラ勝ちしてプレーオフ進出を決めました。

藤浪投手は本拠地のボルティモアで行われたレイズ戦で、2対3と1点を追う9回に5人目でマウンドに上がりました。

最初のバッターを空振り三振に抑え、次のバッターにツーベースヒットを打たれたあと3人目にはフォアボールを与え、さらに盗塁でワンアウト一塁三塁のピンチを招きました。

4人目をファーストゴロに抑えたところで交代し次のピッチャーが抑えたため、藤浪投手に失点はなく、この試合3分の2イニングを投げてヒット1本、三振1つ、フォアボール1つでした。

藤浪投手は今月登板した7試合をすべて無失点に抑え、今シーズン通算の防御率は6.90です。

アメリカンリーグ東部地区で首位のオリオールズは延長11回に5対4でサヨナラ勝ちし、7年ぶりのプレーオフ進出が決まりました。

藤浪 シャンパンファイト「めちゃくちゃ興奮」

オリオールズの選手たちは試合後「TAKE OCTOBER」=「10月を奪い行くぞ」と書かれたそろいのTシャツを着てクラブハウスでシャンパンファイトを行い喜びを分かち合いました。

大リーグ1年目でプレーオフに進むことになった藤浪投手は「きょう、シャンパンファイトがあると知らなかったので、びっくりした。日本でもビールかけはしたことがなかったので、めちゃくちゃ興奮した。最高だし、のどがガラガラになるくらい騒いだ」と満面の笑顔で興奮気味に話していました。

ヌートバー 4打数ノーヒット

カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手は本拠地のセントルイスで行われたフィリーズ戦に1番・センターで先発出場し第1打席はショートライナー、第2打席はレフトフライ、第3打席はライトフライ、第4打席はセカンドゴロに倒れました。

この試合は3回、先頭バッターで打席に立ちましたが、4打数ノーヒットで打率は2割6分6厘となり、試合はカーディナルスが6対5で勝ちました。

吉田正尚 9回に代打出場も空振り三振

レッドソックスの吉田正尚選手は相手の本拠地、トロントで行われたブルージェイズ戦で1対2とリードされた9回に代打で出場しましたが、空振り三振に倒れました。

打率は2割8分5厘となり、レッドソックスは2対3でサヨナラ負けして4連敗となりました。