ラグビーW杯 南アフリカが12トライ ルーマニアに大勝 2連勝

ラグビーワールドカップフランス大会、1次リーグ、プールBの南アフリカ対ルーマニアは、南アフリカが12のトライを奪い76対0で勝って2連勝としました。

世界ランキング2位の南アフリカ代表と世界19位のルーマニア代表は、これまで1995年の第3回大会で1度対戦し、南アフリカが21対8で勝っています。

今大会、それぞれ初戦を南アフリカはスコットランドに勝利し、ルーマニアは優勝候補のアイルランドに大敗を喫したなかで、互いに1次リーグ第2戦としてボルドーで対戦しました。

初戦からメンバーを14人入れ替え、控え中心の先発で臨んだ南アフリカでしたが、序盤から鮮やかなパス回しや華麗なランでトライを重ね、ナンバーエイトのコーバス・ライナー選手が3つのトライを決めるなど前半だけで5つのトライを奪って33対0で試合を折り返しました。

後半、南アフリカは、日本でもプレーするスクラムハーフのファフ・デクラーク選手などが交代で入ると、さらに攻撃の勢いが増し、ウイングのマカゾレ・マピンピ選手がおよそ70メートルを独走するトライを奪うなど、後半も7つのトライを重ねて76対0で勝ちました。

南アフリカは1次リーグ2連勝で勝ち点を「9」に伸ばし、プールBではアイルランドの勝ち点「10」に次いで2位となっています。

一方、2大会ぶりの出場のルーマニアは、相手のスピードや個人技、それにフィジカルの強さに圧倒され得点を奪うことができず、2連敗です。