【プロ野球結果】首位オリックスが勝利 マジック「5」に

プロ野球は6試合が行われ、パ・リーグは首位のオリックスが勝ち、2位のロッテが負けたため、オリックスの優勝へのマジックナンバーは「5」に減りました。

《パ・リーグ》

オリックス×楽天

オリックス対楽天は、オリックスが6対4で勝ちました。

○勝ち:宇田川投手 4勝2セーブ
▽セーブ:山崎颯一郎投手 1勝8セーブ
●負け:宋投手 2勝1敗
◎ホームラン:オリックス・ゴンザレス選手 10号、楽天・浅村選手 24号

オリックスは同点の8回、杉本選手のタイムリースリーベースで勝ち越し、さらに内野ゴロの間に1点を加えました。

ここ3試合失点がなかった宮城投手が先発し、1回に2点を失って連続無失点が止まったものの、8回途中まで投げて4失点と粘り、オリックスはクライマックスシリーズ進出が決まりました。

楽天は同点に追いついた直後に4人目の宋投手が打たれました。

西武×ロッテ

西武対ロッテは、西武が3対2で勝ちました。

○勝ち:隅田投手 9勝8敗
▽セーブ:クリスキー投手 5セーブ
●負け:佐々木朗希投手 7勝4敗
◎ホームラン:ロッテ・岡選手 6号

西武は1回、ツーアウト満塁から押し出しのデッドボールと外崎選手のタイムリーツーベースヒットで3点を先制し、投手リレーで逃げきりました。先発の隅田投手は6回をヒット2本、無失点と好投し、9勝目をあげました。

ロッテは先発の佐々木朗希投手が1回にフォアボールとデッドボールあわせて3個を出すなどコントロールに苦しみ、3回3失点でけがから復帰後は2連敗です。

首位のオリックスが勝ち、2位のロッテが負けたためオリックスの優勝へのマジックナンバーは2つ減って「5」となりました。

日本ハム×ソフトバンク

日本ハム対ソフトバンクは、日本ハムが6対1で勝ちました。

○勝ち:根本投手 2勝
●負け:和田投手 6勝6敗
◎ホームラン:ソフトバンク・近藤選手 22号

日本ハムは2回、ツーアウト一塁三塁から奈良間選手がバントヒットを決めるなど2点を先制し、5回にマルティネス選手、松本剛選手、野村選手の3本のタイムリーでリードを広げました。先発した20歳の根本投手は6回途中まで投げ、ヒット2本、無失点と好投し、2勝目をあげました。
日本ハムは3連勝です。

ソフトバンクは42歳の和田投手が5回5失点と崩れ、3連敗となりました。

《セ・リーグ》

阪神×DeNA

阪神対DeNAは、DeNAが1対0で勝ちました。

○勝ち:ウェンデルケン投手 2勝2敗
▽セーブ:森原投手 2勝1敗14セーブ
●負け:ブルワー投手 1敗
◎ホームラン:DeNA・大田選手 4号

DeNAは0対0の9回、代打の大田選手がソロホームランを打ち、これが決勝点になりました。3人目で8回の1イニングを投げたウェンデルケン投手が2勝目です。

阪神は先発の村上投手が6回無失点と好投しましたが、4人目のブルワー投手が打たれ、打線もヒット3本で無得点に終わりました。

中日×広島

中日対広島は、広島が3対0で勝ちました。

○勝ち:九里投手 8勝7敗
▽セーブ:栗林投手 3勝7敗16セーブ
●負け:柳投手 4勝11敗

広島は6回、羽月選手のタイムリーツーベースと小園選手のタイムリーで2点を先制し、9回には代打・末包選手のタイムリーヒットで追加点を挙げました。
先発の九里投手が7回を無失点で8勝目。島内投手を挟んで9回は栗林投手が締めくくりました。

中日は拙攻が続き、8回2失点と好投した先発の柳投手を援護できませんでした。

巨人×ヤクルトは、巨人が3対2でサヨナラ勝ちしました。

○勝ち:大勢投手 3勝14セーブ
●負け:清水投手 1勝8敗
◎ホームラン:巨人・丸選手 17号、岡本和真選手 41号、ヤクルト・サンタナ選手 16号

巨人は1点リードの9回、けがから復帰し、およそ3か月ぶりの登板となった大勢投手が犠牲フライで同点に追いつかれましたが、そのウラ、ツーアウト一塁二塁から門脇選手のサヨナラヒットで試合を決め、勝率を5割に戻しました。

ヤクルトは打線が投手陣を援護できず、最後は4人目の清水投手が打たれて粘りが実りませんでした。

セ・リーグはクライマックスシリーズ進出を争う2位から4位までの3チームがすべて勝ち、ゲーム差は変わっていません。