「ぼうさいこくたい」始まる 防災に関する取り組み紹介 横浜

全国の自治体や企業などが参加して防災に関する取り組みを紹介する「防災推進国民大会」「ぼうさいこくたい」が横浜市で始まりました。

「ぼうさいこくたい」は内閣府などが7年前から毎年開いていて、関東大震災から100年となることしは震源となった神奈川県で17日から始まりました。

会場の横浜市の横浜国立大学には自治体や企業など、390団体がブースなどを出展していて、このうち「ソーラークッキング」のブースでは、ガスや電気を使わずにアルミの板や表面をアルミで加工した厚紙をパラボラ型に組み立て、太陽光を集めて発生した熱で調理する取り組みが紹介されていました。

また、NHK横浜放送局のブースでは
▽関東大震災の直後に撮影された横浜市の様子などを高精細にカラー化した8K映像の上映のほか
▽親子で別々に被災した場合の集合場所など必要な情報を書き込む「防災カード」を作るワークショップも行われています。

横浜市の50代の女性は「普段忘れがちな災害の怖さや防災意識を思い返すことができました。いつ起きるかわからない災害に備えるきっかけになりました」と話していました。

「ぼうさいこくたい」は18日まで開かれています。