公明 山口代表 衆院議員任期折り返し “選挙準備 全力挙げる”

公明党の山口代表は鹿児島市で講演し、来月で衆議院議員の任期が折り返しとなることを踏まえ、いつ衆議院の解散があってもよいよう、選挙準備に全力を挙げる考えを示しました。

この中で公明党の山口代表は「10月には衆議院議員の任期が半分を過ぎる。そうなると、そのうち選挙があるかもしれないという展望の中で政治が動いていく」と述べました。

その上で「選挙がいつあるかは総理大臣が決めることだが、しかるべき時に力を発揮できるよう全力で準備にあたりたい」と述べ、いつ衆議院の解散があってもよいよう、選挙準備に全力を挙げる考えを示しました。

また山口氏は「岸田総理大臣は、これからやるべきこととして経済対策の実行を明言しており、閣僚への指示が出たら与党として速やかに提言できるようにしたい」と述べました。

一方、国民民主党の元参議院議員が総理大臣補佐官に起用されたことについて講演後、記者団に対し「岸田総理大臣の判断であり、それ以上でも以下でもない。どう生かしていくのか総理のやり方を見ていきたい」と述べました。

また国民民主党が連立政権に加わる可能性について問われたのに対し山口氏は「どこからもそうした話を聞いたことがない。何かコメントする立場ではない」と述べました。