米軍のオスプレイ 大分空港に緊急着陸 けが人などの情報なし

16日午後、大分県国東市にある大分空港にアメリカ軍の輸送機、オスプレイ1機が緊急着陸しました。機体から出火や煙は確認されず、けが人などの情報はないということです。

大分空港事務所によりますと、16日午後4時15分ごろ、飛行中のアメリカ海兵隊の輸送機、オスプレイから空港の管制官に緊急着陸の要請がありました。

そのおよそ15分後に緊急着陸したということで、機体から出火や煙は確認されず、けが人などの情報はないということです。

NHKが大分空港に設置したカメラが午後4時45分ごろに撮影した映像では、オスプレイの周りで乗員などが点検する様子が確認できます。

大分空港では、滑走路の点検などを行った影響で民間の航空機の一部で到着や出発に遅れが出ましたが、現在は通常どおり運航しているということです。

緊急着陸の原因はまだ分かっておらず、大分空港事務所などでは情報収集を進めています。

アメリカ軍のオスプレイをめぐっては、14日も、沖縄県の新石垣空港や鹿児島県の奄美空港に合わせて5機が相次いで緊急的に着陸しています。