「日本一の芋煮会」開催前に直径6.5mの大鍋設置 山形

山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会」がこの週末に開かれるのを前に、芋などの具材を煮込む直径6.5メートルの大鍋が山形市の会場に設置されました。

芋や牛肉などを煮込む大鍋「3代目鍋太郎」は直径6.5メートル、重さ4トンで、一度に5万食分の芋煮を作ることができます。

13日は、ふだん会場近くの道路脇に展示している「3代目鍋太郎」を運び入れる作業が行われ、作業員がクレーンとトラックを使って、100メートルほど移動させて会場に設置しました。

「日本一の芋煮会」の実行委員会によりますと、ことしは新型コロナウイルスの感染対策としての制限は設けず、4年ぶりに通常どおり開催され、会場のどこでも飲食ができるということです。

実行委員会の大場康平委員長は「鍋が設置され、開催が近づいていると実感し、身が引き締まる思いだ。山形の食文化や美しい自然を感じられる催しになるように準備を進め、たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話していました。

「日本一の芋煮会」は今月17日に山形市の馬見ヶ崎川の河川敷で開かれます。