ガソリン価格 補助金拡充で18週ぶり値下がり 1リットル184.8円

レギュラーガソリンの小売価格は、11日時点の全国平均で、1リットル当たり184.8円となり、18週ぶりに値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格の調査をしている石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は11日時点の全国平均で、1リットル当たり、先週から1.7円値下がりし、184.8円でした。

これは9月7日から国の補助金が拡充したことが要因で、小売価格が値下がりするのはことしの5月上旬以来、18週ぶりとなります。

経済産業省は、14日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットル当たり26.1円の補助金を支給することにしています。

今後の価格の動向について、石油情報センターは「産油国の減産の影響で原油価格は引き続き上昇しているが、政府による補助金が拡充されたことで、ガソリン価格は来週も値下がりが予想される」と話しています。