記録的大雨で孤立の地区 住民の車などが通行可能に 茨城 日立

記録的な大雨の影響で、孤立状態となっていた茨城県日立市の山間部の地区につながる市道の土砂の撤去が進み、住民の車や緊急車両などに限って行き来ができるようになりました。

日立市十王町高原の沢平地区は、今月8日の記録的な大雨で、地区につながる市道の複数か所で土砂崩れが起きて通行できず、8世帯が孤立状態となり、県や市は12日、ヘリコプターで地区に水や食料を運び込んでいました。

日立市によりますと、地区につながる市道の土砂の撤去作業が進み、13日朝までに住民の車や緊急車両、物資を運ぶ車などに限って、行き来ができるようになったということです。

また、市によりますと、地区では簡易水道は復旧していないものの、電気や電話などは使える状態だということです。

市では今後、道路の完全復旧を目指すことにしています。