テニス 全米OP ジョコビッチが優勝 四大大会優勝 歴代最多並ぶ

テニスの全米オープンは10日、男子シングルスの決勝が行われ、セルビアのノバク・ジョコビッチ選手がセットカウント3対0のストレートで勝って、四大大会で男女を通じて歴代最多に並ぶ24回目の優勝を果たしました。

世界ランキング2位のジョコビッチ選手は、10日に行われた男子シングルスの決勝で、世界3位でロシア出身のダニール・メドべージェフ選手と対戦しました。

試合は第1セット、ジョコビッチ選手が、コースを突いたショットと緩急をつけたショットで相手を揺さぶり3ゲームを連取するなどペースをつかみ、6-3で取りました。

続く第2セットは、タイブレークまでもつれましたが、粘り強いプレーで相手に流れを渡さず7-6で取りました。

このまま第3セットもジョコビッチ選手が6-3で奪いセットカウント3対0のストレートで勝って、この大会で5年ぶり4回目の優勝を果たしました。

この結果、ジョコビッチ選手は四大大会の優勝回数が「24」となり、女子で1960年代から1970年代にかけて活躍したマーガレット・コートさんが持つ男女を通じたシングルスの歴代最多記録に並びました。