テニス 全米OP 車いすの部ダブルス 眞田組と上地組 ともに優勝

テニスの四大大会の1つ、全米オープンは9日、車いすの部の男子ダブルスの決勝で、眞田卓選手とフランスの選手のペアが優勝しました。
また、車いすの部の女子ダブルスの決勝では、上地結衣選手と南アフリカの選手のペアが相手のペアが棄権したため、不戦勝で優勝しました。

全米オープンは9日、車いすの部の男子ダブルスの決勝が行われ、眞田選手とフランスの選手のペアと、小田凱人選手と三木拓也選手のペアが対戦しました。

試合は、第1セットの第3ゲームで、眞田選手のペアが粘り強いプレーで長いラリーを制してブレークすると、第4ゲームは小田選手と三木選手のペアが、コースをついたショットでブレークを取り返しました。

4-4で迎えた第9ゲームで、6回のデュースの末、眞田選手のペアがブレークに成功し、そのままこのセットを6-4で取りました。

第2セットも接戦となりましたが、最後は眞田選手が力強いフォアハンドのショットを決めて6-4で取り、セットカウント2対0のストレート勝ちで優勝しました。

38歳の眞田選手はこれが四大大会初優勝で、勝利の瞬間はコート上で喜びをあらわにしていました。

車いすの部の女子ダブルスの決勝では、上地選手と南アフリカの選手のペアが、相手のオランダの選手のペアが棄権したため、不戦勝で優勝しました。

上地選手が全米オープンの女子ダブルスで優勝するのは3年ぶりです。