大谷翔平 3試合連続で先発メンバー外れる 4日に右脇腹痛める

右脇腹を痛めている、大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手は、6日、3試合続けて先発メンバーから外れました。

大谷選手は8月23日に右ひじのじん帯損傷が判明したあとも指名打者として出場を続けていましたが、9月4日の試合前に行った屋外でのバッティング練習で右脇腹を痛め、ここ2試合、欠場していました。

6日の試合を前に、エンジェルスのネビン監督は大谷選手について「これからバットを振ってみて試合に出られるかをチェックする。翔平本人は『出場できる』と話している」と話していましたが、その後、発表された先発メンバーに大谷選手は入りませんでした。

大谷選手は通常どおり試合開始のおよそ4時間前に試合が行われる本拠地のエンジェルスタジアムに入り、その際、右の脇腹には湿布のようなものを貼っている姿も確認されました。

試合前 大谷から「もう1日必要かも」

エンジェルスのネビン監督は試合後の会見で、大谷選手を先発メンバーから外した経緯について「試合前のチェックでバットを振るために室内のバッティングケージで準備をし始めたら、彼のほうから『もう1日必要かもしれない』と言ってきた。だからスイングはしていない。その場で話し合い、きょうの出場はやめておこうとなった。彼のスイングはかなり激しいからね」と話しました。

そのうえで、7日以降の試合については「きょうと同じだ。あす球場に来たらもう1度状態をチェックする。彼がプレーできそうだとこちらが判断すればプレーする」と話し、けが人リストに入れる考えは改めて否定していました。