ロッテ 佐々木朗希 9月中にも実戦復帰か 吉井監督が示唆

プロ野球・ロッテで左脇腹の肉離れで1軍の選手登録を抹消されている佐々木朗希投手について吉井監督は「今後数日間の回復状態を見て問題がなければ実戦も行けると思う」と話し、当初の見通しを前倒しして今月中にも実戦復帰する可能性を示唆しました。

ロッテの佐々木投手は7月25日に左の脇腹の肉離れで1軍の選手登録を抹消されましたが、先月の中旬ごろからブルペンでの投球練習を再開していて、30日には1軍の練習にも合流するなど順調な回復ぶりを見せています。

吉井監督によりますと、3日もブルペンに入ってキャッチャーを座らせておよそ30球を投げ込んだということです。

吉井監督は佐々木投手について「復帰時期は本人の状態を見ながらなのでまだわからない」とした一方で、「ブルペンでも強い投球ができていた。ここ数日間の回復状態を見て問題がなければ実戦も行けると思う」と話し、今月中の実戦復帰の可能性を示唆しました。

また実戦復帰の登板について、2軍での試合をはさむかどうかについても今後の本人の状態を見て決めるということです。

佐々木投手のけがについては当初は全治まで2か月かかるとの見通しが示され、状況によっては今シーズン中の復帰が難しいとの見方も出ていました。