大谷翔平 20盗塁到達もチームはアスレティックスに3連敗

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が3日、アスレティックス戦に2番・指名打者で先発出場し今シーズン20個目となる盗塁を決めました。

アメリカンリーグ西部地区で4位のエンジェルスは3日、同じ地区で最下位のアスレティックスと相手の本拠地オークランドで対戦しました。

1回の第1打席はフォアボール、3回の第2打席は変化球にタイミングを外されてファーストフライとなりました。

5回の第3打席は1アウトランナーなしの場面で、この試合、2つ目のフォアボールで塁に出たあと2アウトとなってから二塁へ今シーズン20個目となる盗塁を決めました。大谷選手が20盗塁に到達するのはシーズンMVPを獲得したおととし以来、大リーグ6年目で2回目です。

このあと7回の第4打席と9回の第5打席はいずれも変化球に空振り三振し、この試合は3打数ノーヒット、フォアボール2つで打率が3割4厘に下がりました。エンジェルスは6対10で敗れてアスレティックスとの3連戦で3連敗を喫しました。

「40本 20盗塁」複数回達成は史上8人目

この試合、大谷選手はシーズンMVP=最優秀選手を受賞したおととし以来、自身2回目の「ホームラン40本、20盗塁」に到達しました。

大リーグでこれまで「ホームラン40本、20盗塁」を複数回達成したのは大谷選手で史上8人目で、過去にはバリー・ボンズさんやアレックス・ロドリゲスさん、ハンク・アーロンさんなどの名選手が達成しています。

また、大谷選手がホームランをあと6本打って50本の大台に乗せ「ホームラン50本、20盗塁」とすれば大リーグ史上5人目となり、さらに盗塁をあと5つ重ねて「ホームラン50本、25盗塁」とすれば大リーグ史上初の快挙となります。