バスケットボールワールドカップで日本は2日の順位決定戦の最終戦で、カボベルデに勝ちアジア勢1位となって、自力では48年ぶりとなるオリンピック出場を決めました。
一夜明けた3日、沖縄市役所で開かれた記者会見でホーバスヘッドコーチは「本当にやりました。長い間一生懸命に練習して、このメンバーと一緒にプレーすることができて感謝する。全員がMVPだ」と選手をたたえました。
そのうえでパリオリンピックでの目標については、選手やスタッフと話して考えたいとした上で「このチームはスーパーチームだが、どこが天井かはわからないので楽しみだ。今回、すごい結果を出したが、まだまだできる。もっといいバスケットボールを見せたい」と意気込みを語りました。
バスケ男子日本代表 五輪出場決定で記者会見 意気込み語る
バスケットボール男子ワールドカップで48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めた日本代表が記者会見し、トム・ホーバスヘッドコーチは「すごい結果を出したが、まだまだできる。もっといいバスケットボールを見せたい」と来年のオリンピックへの意気込みを語りました。
ホーバスヘッドコーチ「全員がMVPだ」

富樫勇樹「声援のおかげで結果につながって感謝している」

キャプテンの富樫勇樹選手は、「応援してくれる沖縄のブースターをすごく心強く感じていて、選手全員を後押ししてくれた。いろいろな方の声援のおかげで結果につながって感謝している」とファンへの感謝の思いを述べました。
また、「全員の気持ちとしてバスケットボールをメジャーにしたいと思ってプレーをしてきた中で、こういう結果を残せたことはうれしく思う。プロ野球やJリーグに追いつけるようにメジャーなスポーツにしていきたい」と話しました。
渡邊雄太「世界に勝っていくにはこれしかない」

NBA=アメリカプロバスケットボールでプレーする渡邊雄太選手はスリーポイントシュートを積極的にねらうチームの戦術について「世界を相手に勝つ可能性があるのは、今、自分たちがやっているバスケットで、実際に3勝できて、これが自分たちに合っているスタイルだし世界に勝っていくにはこれしかないと思う」と手応えを話していました。