バスケ男子W杯 日本代表は19位 初の3勝で前回から順位上げる

バスケットボール男子のワールドカップ順位決定戦がすべて終わり、日本は1次ラウンドからの通算成績が3勝2敗で、最終順位は19位となりました。前身の世界選手権を含めて初めてこの大会で3勝を挙げた日本は、前回大会の31位から大きく順位を上げる結果となりました。

バスケットボール男子の日本代表は、ワールドカップの1次ラウンドで3チームと対戦し、フィンランドには逆転勝利を収めたものの、ドイツとオーストラリアに敗れ2次ラウンドに進めませんでした。

その後進んだ17位から32位を決める順位決定戦では、ベネズエラとカボベルデに連勝し1次ラウンドからの通算成績を3勝2敗として、順位決定戦のグループで1位となりました。

順位決定戦の各グループで1位となった4チームのうち、勝敗や得失点差によって19位となり、前身の世界選手権を含めて初めてこの大会で3勝を挙げた日本は、前回大会の31位から大きく順位を上げる結果となりました。

今大会は来年のパリオリンピックの出場権がかかっていて、アジアの6チームの中で1位になった日本は自力では48年ぶりに出場権を獲得しました。

このほかのアジア勢は
▽レバノンが23位
▽フィリピンが24位
▽中国が29位
▽イランが31位
▽ヨルダンが32位でした。

12チームが出場する来年のパリオリンピックの出場権は、開催国のフランスのほか、今大会でアジア1位になった日本と、オセアニアで1位になったオーストラリア、それにアフリカで1位になった南スーダンが獲得しました。

このあと行われる2次ラウンドと決勝トーナメントを経て、あと4チームが出場権を手にすることになっています。