マウイ島山火事 ハワイの島々で追悼の儀式

ハワイのマウイ島で8月8日に発生し、これまでに115人の死亡が確認された山火事を受けて、ハワイの島々で1日、亡くなった人たちを悼む儀式が一斉に行われました。

ハワイの島々では1日、8月8日にマウイ島で起きた山火事を受けて、亡くなった人たちを追悼する儀式が日の出と正午、日没にあわせて3回、行われました。

昼の儀式でハワイ州のグリーン知事は州庁舎から、「亡くなった人々に代わりはいない。命のかぎり彼らの思い出を胸に刻むでしょう」と述べ、犠牲者らに追悼の意を表しました。

そして、マウイ島の大学のキャンパスやハワイ島のマウナケア火山のふもとなど、6つの島の複数の会場で、集まった人々が伝統的な歌や踊りなどで祈りをささげました。

8月8日の山火事では歴史的な町並みで知られたラハイナが壊滅的な被害を受け、これまでに115人の死亡が確認されていて、マウイ当局は引き続き、連絡の取れない人たちの氏名を公開して情報の提供を呼びかけています。