大谷翔平 2試合連続タイムリーヒット 今シーズン通算95打点目

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が30日、フィリーズ戦で2試合連続となるタイムリーヒットを打って今シーズン通算95打点目をマークし、チームも連敗を止めました。

右ひじのじん帯損傷を抱えながら、バッターとして出場を続ける大谷選手は前の試合で2本のタイムリーを含む3安打2打点と活躍したものの、チームは連敗が続いています。

30日は相手の本拠地フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦に3番・指名打者で先発出場し、1回の第1打席は空振り三振、3回、1アウト一塁で迎えた第2打席ではファーストゴロのダブルプレーとなりました。

1点リードの5回は2アウト一塁二塁で大谷選手に第3打席がまわり、シンカーをライト前に鋭く引っ張って2試合連続のタイムリーヒットとし、1点を追加しました。

大谷選手は今シーズンこれが通算95打点目で、この時点でアメリカンリーグの2位の選手と並び、トップとの差も2打点に詰めました。

5対6と逆転されて1点を追う8回は、1アウトから大谷選手が第4打席でフォアボールを選んだあと、2アウト満塁にチャンスが広がりました。

そして、7番・レンフロー選手のタイムリーヒットで大谷選手がホームを踏むなど、この回、2点を奪って7対6と巻き返しました。

直後の8回ウラ、今度はフィリーズの中軸、ハーパー選手に大リーグ通算300号となるツーランホームランを打たれて7対8と再逆転されましたが、エンジェルスは9回、8対8の同点に追いついたあと、1アウト一塁の場面で大谷選手に第5打席がまわりました。

大谷選手は2球で追い込まれたあと3球目の速球に空振り三振し、この試合は4打数1安打、1打点、フォアボールが1つで打率が3割7厘となりました。

エンジェルスは続くドルーリー選手に勝ち越しとなるツーランホームランが出て、そのまま10対8で競り勝ち連敗を「3」で止めました。