「マイナポイント」 他人に誤ってひも付け 新たに21件確認

最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント」を申請する際に他人のクレジットカードなどが誤ってひも付けられたケースが新たに21件確認されました。
松本総務大臣は、ポイントが付与されないなど心当たりがある人は自治体に相談するよう呼びかけました。

マイナンバーカードの取得などで最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント第2弾」では、申請手続きの際に他人のクレジットカードなどの決済サービスが誤ってひも付けられるトラブルが、ことし6月までに全国の131自治体で172件確認されたと発表されていました。

松本総務大臣は25日、記者会見で、その後の調査の結果このうち2件は正常にひも付けられていたことが分かった一方、新たに21件のミスが確認されたことを明らかにしました。

これによって誤ってひも付けられたケースは、全国の141自治体で合わせて191件になったということで、松本大臣は、ポイントが付与されないなど心当たりがある人は自治体に相談するよう呼びかけました。

また「マイナポイント」の申請期限が来月末に迫る中、まだおよそ2000万人が申請を行っていないということで、松本大臣は「期限の延長は制度上できない。早めにカードを受け取りポイントの申し込みをしてほしい」と述べました。