高校野球 決勝 仙台育英の連覇か 慶応の107年ぶり優勝か

夏の全国高校野球は23日、決勝が行われ、史上7校目の連覇を目指す宮城の仙台育英高校と107年ぶりの優勝を目指す神奈川の慶応高校が対戦します。

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仙台育英は、去年の優勝投手でエースの高橋煌稀投手や、今大会で151キロをマークした湯田統真投手など、力のある投手陣で、ここまでの5試合すべてを継投で勝ち上がってきました。

打線もホームラン5本、犠打13、盗塁10と、長打力と小技、機動力を絡めて1試合平均で9得点以上を挙げていて、多彩な攻撃が光っています。

投打に力を発揮できれば、東北勢として初優勝した去年に続く、史上7校目の連覇が近づきます。

対する慶応は、俊足の1番・丸田湊斗選手がチームトップにならぶ7本のヒットを打つなど、攻撃をけん引しています。

小技を絡めてチャンスを広げ、中軸のここぞの集中打で好投手から得点を重ねてきました。

準決勝で完封した2年生エースの小宅雅己投手を中心とした投手陣と、4試合でエラー2つの堅い守りで接戦に持ち込めば、大正時代の第2回大会以来、107年ぶり、2回目の優勝が見えてきます。

決勝は、23日午後2時に開始予定で、NHKでは総合テレビとラジオ第1で生中継します。