バスケットボール男子のワールドカップは、今月25日から日本など3か国で開催され、来年のパリオリンピックの出場権をかけて32チームが出場します。
世界ランキング36位の日本は、17日に東京・江東区の有明アリーナで世界5位の強豪、フランスとの強化試合に臨みました。
前半の第1クオーターと第2クオーターは高さのあるフランスを相手にリバウンドで互角の戦いを見せて持ち味のスピードある攻撃につなぎ、40対45とわずかの差で試合を折り返しました。
しかし、後半の第3クオーターはフランスの高さをいかした攻撃を止められずリードを広げられました。
そして、最終の第4クオーターでは相手にリバウンドを支配される時間帯が続き、チャンスを作ることができず日本は、70対88で敗れました。
この試合で日本は、得点源として期待されている富永啓生選手がチームトップの20得点をあげ4本のスリーポイントシュートを成功させましたが、チーム全体でのスリーポイントシュートの成功率は29%と求めている40%に及びませんでした。
また、重視している守備でのリバウンドは、相手にとられる機会が多く、攻撃につなげられず攻守の両面で課題を残しました。
日本は、19日に世界7位のスロベニアと強化試合を行い、ワールドカップでは今月25日の初戦で世界11位のドイツと対戦することになっています。
日本は、ワールドカップでアジア勢1位の成績をおさめるとパリオリンピックの出場権を獲得できます。
バスケットボール男子日本代表 強化試合でフランスに敗れる
バスケットボール男子の日本代表は、今月、開幕するワールドカップを前に強豪、フランスと強化試合を行い、70対88で敗れました。