「王位戦」七番勝負の第4局は、佐賀県嬉野市の旅館で行われ、挑戦者の佐々木七段が先に対局室に入室し、続いて藤井七冠が盤の前に座りました。
対局は午前9時に始まり、先手の佐々木七段が飛車先の歩を突くと、後手の藤井七冠も同様に歩を動かして応じ、序盤の駒組みを進めていました。
「王位戦」七番勝負は先に4勝したほうがタイトルを獲得し、ここまで藤井七冠が3連勝で防衛に王手をかけています。
藤井七冠が勝って「王位戦」4連覇で今年度3つ目のタイトル防衛を果たすか、タイトル初獲得を目指す佐々木七段が1勝を返すか、第4局の勝敗は16日に決まる見通しです。
将棋「王位戦」第4局始まる 藤井七冠は防衛に王手
将棋の八大タイトルの1つ、「王位戦」七番勝負の第4局が佐賀県嬉野市で始まりました。ここまで3連勝の藤井聡太七冠（21）が今年度3つ目のタイトル防衛に王手をかける一方、挑戦者の佐々木大地七段（28）は1勝を返すことを目指します。