大分空港 小型機が胴体着陸 けが人なし 滑走路は閉鎖中

14日午前、大分空港で小型機が胴体着陸しました。乗っていた3人にけがはないということで、この影響で大分空港は現在、滑走路が閉鎖されています。

大分空港事務所によりますと、14日午前10時半ごろ、大分空港で小型機が車輪が出ていない状態で胴体着陸したということです。

小型機には3人が乗っていて、いずれもけがはないということです。

この影響で、大分空港は現在、滑走路が閉鎖されていて、閉鎖を解除する見通しは立っていないということです。

NHKが大分空港に設置したカメラの映像からは、小型機が滑走路に胴体着陸している様子が確認できます。

近くには消防車両が待機していますが、機体から煙などが上がっている様子は見られません。

航空機が発信する情報をもとに飛行コースなどを公開している民間のホームページ、「フライトレーダー24」によりますと、この小型機は、14日午前9時20分ごろに大分空港を離陸したあと、東の方向に飛行してから再び大分空港に戻り、午前10時半ごろに着陸しています。

3人が搭乗 飛行の目的は「訓練」

国土交通省によりますと、事前に提出された飛行計画書では、胴体着陸した小型機は3人が搭乗し、大分空港を出発したあと1時間半飛行して、再び大分空港に戻る予定だったということです。

飛行の目的は「訓練」で、大分空港では着陸してすぐに飛び立つ「タッチアンドゴー」という訓練を行う予定だったということです。