大谷翔平 今季20本目のツーベース エンジェルスは2連敗

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がアストロズ戦で痛烈なツーベースヒットを打って得点に絡みましたが、チームは2連敗となりました。

大谷選手は12日、相手の本拠地ヒューストンで行われたアストロズ戦に2番・指名打者で先発出場し、1回の第1打席と4回の第2打席は、いずれも変化球に空振り三振となりました。

大谷選手は6回の第3打席で、カットボールを鋭く振り抜き、ライナー性の鋭い打球が右中間フェンスを直撃してツーベースヒットとなりました。

打球速度は190.3キロの痛烈な当たりで、ツーベースは、今シーズン20本目です。

このあと三塁まで進んだ大谷選手は、後続のバッターの犠牲フライでホームを踏みました。

8回の第4打席は力強い速球をとらえて、今度はレフト方向に大きな当たりを見せましたが、フェンス手前でレフトフライとなって、この試合は4打数1安打でした。

大谷選手は2試合連続でヒットをマークし、打率が3割5厘となっていますが、ホームランは8月3日の40号以来、この日を含めて8試合出ていません。

9年ぶりのプレーオフ進出を目指すエンジェルスは、先発したアンダーソン投手が5回途中まで7失点などと、投手陣がふんばれず、アストロズ打線に2試合連続でふた桁得点を許し、3対11で2連敗となりました。

エンジェルスは、今シーズンの通算成績が58勝60敗となって、苦しい展開を強いられています。