秋篠宮さま悠仁さま 全国高校総合文化祭 自然科学の発表ご覧に

全国高校総合文化祭を見るため長男の悠仁さまとともに鹿児島県を訪問している秋篠宮さまは、鹿児島市内で、自然科学に関する研究成果の発表や芸術作品をご覧になりました。

29日の全国高校総合文化祭開幕に合わせて、高校2年生の悠仁さまとともに鹿児島県を訪れている秋篠宮さまは、30日午前9時半前に鹿児島市にある鹿児島大学の講義室に入られました。

講義室では、物理や化学、それに生物など自然科学部門の研究成果の発表が行われていて、幼いころから生き物に強い関心を持っている悠仁さまは、和歌山の県立高校の科学部が準絶滅危惧種に指定されている在来種のコイの仲間の縄張り形成について発表すると、手元の資料に目を通し時折うなずきながら耳を傾けられていました。

見送りの際にお二人と言葉を交わした生徒たちによりますと、悠仁さまは「おもしろかったです。縄張りができたらどういう行動をするのですか」などと話されたということです。

お二人は、30日午後、鹿児島市内の総合博物館で、美術・工芸部門に出された作品をご覧になりました。

黒い画用紙で作られたドレスを目にした秋篠宮さまが細かい部分を確認するため作品に顔を近づけられると、悠仁さまも同じように身を乗り出してご覧になっていました。