株価 400円近く値上がり 円安進み輸出関連銘柄に買い注文

週明けの24日の東京株式市場、外国為替市場でこのところ円安が進んでいることを受けて、輸出関連の銘柄などに買い注文が出て、日経平均株価は400円近く値上がりしました。

▽日経平均株価、24日の終値は先週末の終値より396円69銭高い、3万2700円94銭。

▽東証株価指数=トピックスは18.98上がって2281.18。

▽1日の出来高は12億3448万株でした。

週明けの24日の東京株式市場、日経平均株価は終値で400円近く値上がりしました。

背景には日銀が今週開く金融政策を決める会合で、今の金融緩和策を維持するのではないかという観測が一部の投資家の間で出ていることがあります。

こうした観測もあって外国為替市場では先週じわじわと円安が進み、これが24日の東京株式市場で輸出関連の銘柄などに買い注文が広がる要因となりました。

今週は、日米欧の中央銀行が金融政策を決める会合を開く、いわゆる「中銀」ウィークです。

この中でも日銀がどういう判断を示すのかに大きな注目が集まっています。

また、今週は製造業を中心に企業の四半期の決算が相次いで発表されますが業績の内容や業績予想にも注目が集まっています。