大谷翔平 “二刀流”出場で8勝目 7回途中5失点も打線が援護

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がパイレーツ戦に投打の二刀流で先発出場し、自己ワーストの4本のホームランを打たれて7回途中5失点と苦しみましたが、打線の援護を受けて8勝目をマークしました。

大谷選手は21日、本拠地アナハイムで行われたパイレーツ戦に先発ピッチャー兼2番・指名打者で先発出場しました。

中6日でマウンドに上がった大谷選手は3回までに5つの三振を奪うなど上々の立ち上がりでしたが、4回に1アウトから2者連続でソロホームランを打たれて2点を失ったあと5対2と逆転して迎えた5回には、ツーランホームランを打たれました。

8対4の6回にも先頭バッターにホームランを打たれて失点し、大谷選手は、大リーグ6年目で自己ワーストとなる1試合4本のホームランを打たれました。

それでもリードは守り7回、先頭バッターをレフトフライに打ち取ったあと交代を告げられてマウンドを降りました。

この試合、7回途中までに87球を投げ打たれたヒットが6本、与えたフォアボールは1つ、奪った三振は9つで、5失点でした。

一方、バッターとしては、1回の第1打席がフォアボール、2点を追う4回の第2打席も先頭バッターでフォアボールを選びました。

続く、モニアック選手のツーベースヒットで一塁からホームにかえって1点を返し、この回、打線がつながって5対2と逆転しました。

5回の第3打席は空振りの三振でしたが相手ピッチャーのワイルドピッチが絡んで振り逃げで塁に残り、4番・ウォード選手のツーランホームランで追加点に絡みました。

7回の第4打席は、フルカウントから相手ピッチャーのピッチクロック違反でフォアボールとなりこの試合1打数ノーヒットフォアボールが3つで打率は3割5厘となりました。

試合は、エンジェルスが8対5で逃げきって連勝を「4」に伸ばしました。

大谷選手に先月27日以来となる勝ち星がつき、今シーズンの成績は8勝5敗となりました。