宮崎 串間 早場米の産地で収穫されたばかりの新米の出荷式

早場米の産地の1つ、宮崎県串間市で20日、収穫されたばかりの新米の出荷式が行われました。

串間市にある「JAはまゆう」の選果場には串間市の農家が生産した早場米の「あきたこまち」と「コシヒカリ」の新米、合わせて12.5トンが集められ検査員が袋からコメを抜き取り、粒の大きさや水分の量を測って品質を検査しました。

検査の結果、21日選果場に運び込まれた新米のすべてが4つのランクのうち最も品質のよい1等米に格付けされ、早速トラックに積み込まれて九州や関東など全国各地に向けて出荷されました。

早いところでは今週中にもスーパーなどの店頭に並ぶということです。

JAはまゆうによりますと、串間市での早場米の出荷は来月上旬まで続き、ことしの出荷量は例年並みの1200トンと見込まれています。

JAはまゆう稲作部会の本田友和副部会長は「ことしは天候に恵まれてすごく品質のよいコメができました。ぜひ皆さんに食べてほしいです」と話していました。