株価 400円超の値下がり ハイテク関連銘柄中心に売り注文

20日の東京株式市場は、ハイテク関連の銘柄を中心に売り注文が広がり、日経平均株価は、400円を超える値下がりとなりました。

▽日経平均株価、20日の終値は19日の終値より405円51銭安い3万2490円52銭
▽東証株価指数=トピックスは、18.07下がって2260.90
▽1日の出来高は11億2516万株でした。

20日の東京株式市場、日経平均株価は400円を超える値下がりとなりました。

19日のニューヨーク市場で、アメリカの半導体関連の株価が値下がりした流れを受けて東京市場でもハイテク関連の銘柄を中心に売り注文が広がりました。

来週は国内で企業の四半期決算の発表が本格化するほか、日本や欧米の中央銀行が金融政策を決める会合を相次いで開く予定で、その内容を見極めたいと積極的な取り引きを控える投資家も見られました。

今後の注目は、21日公表される消費者物価指数です。

消費者物価の上昇率は3%を超える水準で推移していますが、物価の動向は日銀が金融政策を決める上で大きな判断材料となっています。

それだけに注目される来週の日銀の金融政策決定会合を前に、21日の消費者物価指数の結果に投資家の注目が集まっています。