大相撲 名古屋場所 5日目の見どころ 霧島は翔猿と対戦

大相撲名古屋場所は5日目、12日に新大関として初白星をあげた霧島は平幕の翔猿と対戦します。

名古屋場所は4日目の12日、横綱・照ノ富士が腰のけがのため休場し、初日から休場していた霧島が出場して小結・琴ノ若に勝って初白星をあげました。

5日目の13日、霧島は結びの一番で平幕の翔猿と対戦します。過去の対戦成績は霧島が5勝6敗と負け越しています。霧島としては立ち合いで強く当たってまわしを取り、相手の動きを止めて勝機をうかがいたいところです。

一方の翔猿は、3日目に横綱・照ノ富士から金星をあげた相撲のように、持ち味の素早い動きで相手に攻め込む余裕を与えず大関の体勢を崩すことができればチャンスが生まれます。

また、大関昇進がかかる1敗の関脇3人のうち若元春は、4連勝中の前頭筆頭の錦木と対戦します。過去の対戦成績は若元春の2勝1敗です。若元春としては立ち合いで強く当たって得意の左四つの形に持ち込み、腰の重い錦木に対して十分な体勢で攻め込めるかがポイントとなります。

一方の錦木は2日目に照ノ富士から金星をあげたほか、関脇の豊昇龍と大栄翔を破っています。若元春に対しては、立ち合いから右脇を固めて差し手を許さず、圧力をかけていけるかが鍵となります。

このほかの関脇2人は豊昇龍が小結・阿炎と大栄翔が平幕の明生とそれぞれ対戦します。