都立高校の40歳教諭 覚醒剤使用など有罪確定で失職 都教委

東京都教育委員会は、足立区の都立高校に勤務していた40歳の教諭が、覚醒剤を使用したなどとして覚醒剤取締法違反などの罪で有罪が確定したことから失職したと発表しました。

都教育委員会によりますと、足立区にある都立青井高校に勤務していた40歳の教諭は、去年9月、都内のコンビニエンスストアで覚醒剤を使用したなどとして、覚醒剤取締法違反などの罪に問われました。

教諭は、ことし2月、執行猶予のついた有罪判決が確定し、地方公務員法に基づいて失職しました。

このほか、島しょ部の小学校に勤務していた38歳の事務職員が、去年12月からことし1月、職員住宅の管理人から預かった合鍵を使って、同僚5人の自宅に侵入するなどしたとして、懲戒免職の処分を受けました。

教育委員会の聞き取りに対し「部屋の中に興味があったが、しだいに女性職員の私物を写真で撮影するなど、わいせつ目的に変わった」と説明したということです。

都教育委員会は「厳正に対処し、再発防止に一層取り組んでいきたい」としています。