カズ 再びポルトガルへ 11日11時11分に発表 移籍前提に調整

サッカーの元日本代表で56歳のカズ、三浦知良選手が、昨シーズンプレーしたポルトガル2部オリベイレンセへの期限付き移籍を前提にした調整に入るため、近く現地に向かうことになりました。

三浦選手は、プロ38年目の昨シーズン、ことし2月からポルトガル2部のオリベイレンセに期限付きで移籍し、3試合に出場して、リーグ最年長出場記録を更新しました。

そして帰国後も自主トレーニングを続け「どこに行ったら一番情熱を持てるか考えていきたい」として、現役続行に意欲を示しました。

所属するJ1の横浜FCは、11日、三浦選手がオリベイレンセへの期限付き移籍を前提にした調整に入るため、近く現地に出発すると、背番号11にちなんで現地時間午前11時11分に発表しました。

詳しいことは、決まり次第、改めて発表するとしています。

カズ 三浦知良選手とは

静岡市出身の三浦選手は、56歳。

15歳のときに単身でブラジルに渡り、18歳で名門のサントスと契約しました。

複数のチームを渡り歩いて、1990年までブラジルでプレーし、日本に戻って1993年のJリーグの発足時は、ヴェルディ川崎でプレーして、リーグの初代MVP=最優秀選手に輝きました。

1994年には、イタリアのジェノアに1年契約の期限付きで移籍し、当時、世界最高峰のイタリア1部リーグでプレーするアジア初の選手として注目されました。

このあと再びJリーグに戻り、1999年、クロアチアに渡って1部リーグのザグレブでプレーしました。

その後、Jリーグの京都サンガやヴィッセル神戸でプレーした三浦選手は、横浜FCに在籍していた2005年、シドニーFCに期限付きで移籍し、リーグ戦や各大陸の優勝チームが集まって世界一を決める「世界クラブ選手権」に出場しました。

去年は、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズに期限付きで移籍して2得点を挙げ、JFLの最年長得点記録を更新。

そして、ことし2月から6月までポルトガル2部のオリベイレンセに期限付きで移籍し、3試合に出場して、リーグの最年長出場記録を更新しました。

シーズンを終えて帰国した三浦選手は、数日休んだだけで、すぐに自主トレーニングを再開し、新たなシーズンに向けて、「自分がしっかりとした目標を持ってやれるところがいい。試合に出られるかどうかもポイントにしたい」と話していました。