藤浪晋太郎 3者連続三振で5勝目 吉田正尚 3試合連続で複数安打

大リーグ、アスレティックスの藤浪晋太郎投手は4日、相手本拠地のデトロイトで行われたタイガース戦にリリーフ登板し、1イニングを3者連続三振で抑えて5勝目を挙げました。

藤浪投手は、0対0の9回に3人目で登板し、5番バッターと6番バッターを160キロを超えるストレートで押して、連続の空振り三振で抑えました。

このあと2012年のリーグ三冠王のミゲル・カブレーラ選手を164キロの力強いストレートで空振りの三振に打ち取り、1イニングを3者連続三振で抑えてマウンドを降りました。

試合は、このまま延長に入り、10回にアスレティックスが1点を勝ち越して1対0で勝ったため、藤浪投手が勝ち投手になって、今シーズン5勝目を挙げました。

防御率は9.35になりました。

吉田正尚 3試合連続で複数安打マーク

レッドソックスの吉田正尚選手は、本拠地のボストンで行われたレンジャーズ戦でヒット2本を打って、出場した3試合連続で複数安打をマークしました。

右足にデッドボールを受けた影響で、前の試合を欠場した吉田選手は、3番・レフトで先発出場し、第1打席はレフトフライ。

第2打席はセカンドゴロに倒れたあと、6回の第3打席は変化球を捉えてセンター前ヒットを打ちました。

8回の第4打席は、高く弾んだファーストへの当たりが内野安打となり、出場した3試合連続、今シーズン30回目の複数安打をマークしました。

この試合、4打数2安打で、打率は3割7厘になりました。

レッドソックスは2対6で敗れて、連勝が3で止まりました。

鈴木誠也 出場7試合ぶりに複数安打

カブスの鈴木誠也選手は相手の本拠地、ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦で、スリーベースを含むヒット2本を打って出場7試合ぶりに複数安打をマークしました。

鈴木選手は、5番・ライトで、2試合ぶりに先発出場し、2回の第1打席は先頭バッターでセンターの左へ、出場7試合ぶりのヒットとなる今シーズン2本目のスリーベースを打ち、後続のタイムリーで先制のホームを踏みました。

3回の第2打席でもセンター前ヒットを打ち、6月21日以来となる今シーズン16回目の複数安打をマークしました。

このあとは、セカンドライナーと、センターフライに倒れ、延長10回の第5打席はフォアボールで、この試合4打数2安打、打率は2割4分9厘になりました。

カブスは延長11回、7対6で勝って連敗を3で止めました。

ヌートバー 2試合連続ヒット 打率は2割5分6厘に

カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手は、相手の本拠地マイアミで行われたマーリンズ戦に9番・センターで先発出場し、2試合連続で、ヒットを打ち打点も挙げました。

ヌートバー選手は、第1打席から見逃し三振。

ショートゴロ、空振り三振に倒れましたが、9回の第4打席は1アウト満塁からライト前にタイムリーを打って、2試合続けてヒットを打ち、打点も挙げました。

この試合、4打数1安打で、打率は2割5分6厘になりました。

カーディナルスは2対15で大敗しました。