サッカー女子ワールドカップ 日本の女性審判員3人が抱負

今月開幕するサッカー女子のワールドカップで日本から選ばれた3人の女性の審判員が会見し、主審の山下良美さんが「大会の成功に向けて全力で準備したい」と抱負を述べました。

オーストラリアとニュージーランドで行われるサッカー女子のワールドカップは今月20日に開幕します。

大会の審判員に日本からは山下良美さん、坊薗真琴さん、手代木直美さんの3人の女性の審判員が選ばれ、2日に都内でそろって会見しました。

サッカー女子ワールドカップは2大会連続で主審を務める山下さんは「開幕が近づき、気持ちが高まっているのを実感している。判定をサポートするテクノロジーは意識せず、起きたことに対してできることをやる。大会の成功に向けて割り当てられた試合で全力で準備したい」と抱負を述べました。

副審として2大会連続で選ばれた坊薗さんは「世界最高峰の女子の大会に審判員として選出されて光栄だ。特別な場所なので、楽しむことが私たちの責任だ。なでしこジャパンに活躍してもらい、自分も現地で役目を果たせるようひとつひとつの瞬間を大事にしたい」と話しました。

副審として3大会連続で選ばれた手代木さんは「大会では選手のために全力を尽くしたい。女子サッカーに興味を持ってもらえるような大会になるよう頑張りたい」と話していました。