30日に由布市湯布院町川西地区で、山の斜面が崩れてふもとにある住宅が押し流され、この家に住む麻生繁喜さん(70)と連絡がとれなくなっています。
2日も午前5時から警察と消防、それに地元の消防団のおよそ320人態勢で、住宅やふもとを流れる川の周辺で捜索が行われています。
上空からの映像では、山肌がえぐり取られるように崩れていて、その高さは100メートル余り、幅は数十メートルに達しているとみられます。土砂や流された樹木がふもとの川まで流れ込んでいました。
大分県や由布市などは今後の捜索方針について協議を行い、現場では二次災害のおそれもあるため、安全に注意しながら捜索にあたることを確認したということです。
大雨で土砂崩れ 大分 由布市で行方不明の男性の捜索続く
大雨による土砂崩れで住宅1棟が流された大分県由布市の現場では、行方が分からなくなっている男性の捜索が続けられています。