東京都 広告宣伝車のデザイン規制を検討する審議会

東京都は繁華街を中心に走っている広告宣伝車のデザイン規制のあり方について検討する審議会を開き、規制にあたっての効果的な方法などについて審議するよう求めました。

広告宣伝車はトラックなどの荷台全体に広告が掲示されたもので、都は景観を悪化させるデザインを規制しようと都内ナンバーの車両では業界団体の審査を受けることを条例の規則で定めています。

しかし、都外ナンバーの車両が頻繁に都内の繁華街を走っているのが現状で規制の適用範囲を拡大する方針です。

都は28日、広告物の規制に関する審議会を開き「今の規制は、実態とそぐわない面が出ていて条例の適用について検討が必要だ」と説明しました。

そのうえで、今走っている都外ナンバーの広告宣伝車にデザイン面などで都の規則に違反しているものはないかや、規制する場合の効果的な方法などについて審議するよう求めました。

都は、今後審議会に意見を取りまとめてもらい、年度内に規則の改正を行いたい考えです。