大谷翔平 HR2本に7勝目も「爪が割れていた」【一問一答】

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が27日のホワイトソックス戦に投打で出場し、ピッチャーとして7回途中1失点、三振10個を奪う好投で7勝目をマーク。バッティングでは先発登板時に初めてとなる1試合2本のホームランを含む3打数3安打2打点フォアボール1つと投打で活躍しました。

試合後、日米のメディアに対して取材に応じた一問一答です。

Q.打撃面とピッチャー面、今まででベストな状態か?

A.打撃面はそうですね、いい状態ベストに近いんじゃないかと思います。

Q.爪はいつから割れたのか?

A.最初からちょっと割れてはいたので、それが悪化したという感じですね。

Q.次回の登板に影響は出そうか?

A.まだどこでいくか話していないというか、わからないのでふだん通りいきたいなとは思っています。無理しない段階で話して代わった感じなので自分としては、いつでもいきたいなと思っています。

Q.登板時に2本以上のホームランは初めてだがどう思う?

A.いいタイミングで打てたので、その後の追加点も大きかったしいい流れになったかなと思います。

かぶとをかぶる 通訳の水原一平さん

Q.1本目のホームランを打った後、水原通訳がかぶとをかぶってパフォーマンスをしたが見ていたか?

A.さっき何かでやっていたのでそれで見ましたね。ちゃんとかぶっていなかったのでノリが悪いなと思いました。

Q.オールスター出場は決まっているがホームラン競争については?

A.次の登板がまだ、さっきも言いましたが爪の感じでわからなくなっているのでスケジュールはまだ確認できていないかなと思います。

Q.ちょうど今、折り返し地点が近づいているが前半戦、個人的にもチームとしてもどう振り返る?

A.いい位置につけているとは思うので、もっともっといい流れで前半オールスター前の最後、きのう、きょうといい戦いができているので、もっともっといい順位をキープしながら前半戦を終えられたら十分いけるんじゃないかと思います。

Q.まだ6月だがファンが「MVP」コールをしているがどう聞こえている?

A.2021年もしてもらったので、いつされても気分いいものですし、それだけ応援してもらっているのはありがたいと思います。

Q.悔しい降板だと思うが、その後にホームランを打ったが?

A.本来ならば投げきりたかったなというところではありましたけど、中継ぎも頑張って抑えてもらって、なんとかリードした形で、また次の回を迎えられたので、そこでいい形で追加点を取っていい攻撃だったと思います。

Q.その喜びというのは?

A.よかったです。タイミングもよかったですし、バッティングの形としても申し分ない感じではあったので、あしたに向けて、またいい打席になったと思います。

Q.なぜ1本目のホームランでかぶとをかぶらなかったのか?

A.1アウトだったので次のイニングの準備のためですね。

Q.いい戦いができていると言っていたがチーム状況もパフォーマンスに影響しているのか?

A.それはあるんじゃないですかね。みんな雰囲気もいいですしゲームを勝ちに行く気持ち。やっぱり負け越しているよりはいい状態、いい位置につけている方がオフェンスもディフェンスもいい形でみんな試合に臨めているのではないかと思います。個人的にも、この位置にいた方が負け越しているよりも気持ちが入るんじゃないかなと思います。

Q.打撃の状態がベストに近いと言っていたが配球の読みもさえている?

A.読みというより、いい軌道で振れているなというのが一番だと思うので。遅れていても、多少泳いでも、いい軌道で振れているから、しっかりコンタクトできるということじゃないかなと思います。

Q.爪の状態で球種の選択が変わったことは?

A.基本的にはプランを立てたとおり。試合前に立てたプランのとおり行きました。そのとおりにできていたので。最後の方は抑えが効かなくてフォアボールを出す、抜ける球が多くなったのでこれは迷惑をかけるなと思いました。

Q.去年と比べて技術の上積みやレベルアップしているところなど具体的にあるか?

A.一番は軌道じゃないかと思うので。自分の理想の軌道で振れているときは右ピッチャー、左ピッチャー関係なく、球種も関係なくその長い間コンタクトできる準備が出来ている分、詰まっても泳いでも、しっかり振れる準備が出来ているんじゃないかなと思います。