大谷翔平の「田んぼアート」が見頃 出身地の岩手 奥州市

ことし野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで優勝し、大会のMVPにも選ばれた大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手を描いた田んぼアートの作品が、大谷選手の出身地岩手県奥州市で見頃を迎えています。

大谷選手を描いた田んぼアートは、地域を盛り上げようと大谷選手の地元、奥州市の水沢佐倉河の田んぼに作られました。

日本代表のユニフォーム姿で大谷選手が投球する姿が、「WBC」「MVP」などの文字とともに、躍動感たっぷりに描かれました。

今月上旬に地元の有志や中学生などが集まって、紫色や赤色など5種類の稲を植えたということです。

見学に訪れた人は、「地元の人たちの思いも感じられるすばらしい田んぼアートだと思いました。『世界の大谷選手』にはますます活躍してほしいです」と話していました。

田んぼアートを企画した跡呂井田んぼアート実行委員会の今野一栄委員長は、「大谷選手のすばらしい活躍をみんなで応援したいと制作しました。田んぼアートを見た人には、また奥州市を訪れるきっかけにしてもらいたいです」と話していました。

この田んぼアートは、来月20日ごろまで見頃だということです。