プーチン大統領が演説 武装反乱で対応にあたった部隊たたえる

ロシアのプーチン大統領は、民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏による武装反乱で対応にあたった軍や治安機関の部隊を前に演説し、「祖国を混乱から救い、事実上、内戦を止めた」と述べ、部隊をたたえました。

ロシアのプーチン大統領は日本時間の27日午後7時すぎから、首都モスクワのクレムリンで、民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏による武装反乱で対応にあたった軍や治安機関の部隊を前に演説しました。

このなかでプーチン大統領は「あなたがたは憲法上の秩序、国民の命や安全、自由を守り、祖国を混乱から救い、事実上、内戦を止めた。市民の犠牲を防ぐことができた」と述べ、部隊をたたえました。

そして「反乱した者との対決で、われわれの仲間であるパイロットが亡くなった。ひるむことなく、名誉ある命令と軍の義務を果たした」と述べ、武装反乱の対応にあたったロシア軍のパイロットに犠牲がでたと認めたうえで黙とうをささげました。

またプーチン大統領は、武装反乱に加わった戦闘員などについて「軍も国民も自分たちの側にいないことに気づいた」と述べ、軍や国民はみずからが率いる政権のもとで結束していると強調しました。

演説の動画を掲載しています(動画は5分8秒。データ放送ではご覧になれません)
※AIによる翻訳で字幕を付けています。開発中のシステムのため翻訳が一部不十分な可能性があります。

モスクワ市民からは支持する声

プーチン大統領が26日演説した内容について、首都モスクワの市民からは支持する声が聞かれました。

60代の男性は「プーチン大統領のことばは正しかった。結束が最も重要だということばが気に入った。ワグネルがとった行動は、この国がいま置かれている状況では背中を刺すものだと思う」と述べ、ウクライナへの軍事侵攻が続く中、国民の結束が必要だという考えを示しました。

また、49歳の会社員の女性も「プーチン大統領に賛成だ。私は愛国者で大統領を支持している。私たちは内部紛争などしている場合ではない」と話し、ロシアはウクライナとの戦いに専念すべきだと強調しました。