鈴木誠也とヌートバーが対戦 ロンドンでの大リーグ公式戦

大リーグの公式戦が24日、イギリスのロンドンで行われ、鈴木誠也選手が所属するカブスとラーズ・ヌートバー選手のカーディナルスが対戦しました。

ロンドンでの大リーグの公式戦は4年ぶり2回目で、2012年のオリンピックでメイン会場となったロンドンスタジアムでカブスとカーディナルスの2試合が行われます。

24日の試合ではカブスの鈴木選手は3番・ライトで先発出場し、第1打席はショートゴロ、第2打席はライトフライでした。

4回の第3打席は1アウト三塁でサードゴロでしたが、ランナーがホームにかえり、打点「1」が付きました。

第4打席もサードゴロ、9回に回ってきた第5打席はライトフライで、この試合鈴木選手は5打数ノーヒット、1打点で、打率は2割6分2厘です。

7番・レフトで先発出場したカーディナルスのヌートバー選手は、第1打席はセカンドゴロ、第2打席はサードライナーに倒れ、7回の第3打席でライト前にヒットを打ちましたが、9回の第4打席はセンターフライでした。4打数1安打で、打率は2割6分2厘となりました。

試合は、前半に得点を重ねたカブスが9対1で勝ちました。

ロンドンでのカブスとカーディナルスの試合は25日も行われます。

鈴木「独特な雰囲気はあったが、いつも通り」

鈴木選手は試合後、5万4000人余りの観客が入ったことについて「楽しんでもらうのが一番の目的なのでよかった。独特な雰囲気はあったが、特に変わることはなく、いつも通り試合に入ることができた」と話していました。

また、ヒットは出なかったもののチームが4連勝したことについて「チームが勝ったからよかったと思う。あしたもやるべきことをやっていきたい」と話しました。

ヌートバー「とても楽しかった」

ヌートバー選手は「ファンもエキサイトしていたと思うし、試合中ずっとエネルギーをもたらしてくれていた。とても楽しかった」とロンドンでの自身初めての試合を振り返りました。

そして「チームとして望んだような試合ではなかったがあしたは勝てると思っている」と次の試合を見据えていました。