双子パンダ シャオシャオとレイレイ 2歳の誕生日 上野動物園

東京・上野動物園の双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が23日、2歳の誕生日を迎え、動物園には多くの人が集まりました。

おととし生まれた双子のジャイアントパンダオスの「シャオシャオ」とメスの「レイレイ」は生まれた時は、120グラムほどでしたが、今では60キロを超えるまでに成長しました。

23日、2歳の誕生日を迎えた2頭を見ようと、午前中から多くの人が訪れ、最大で2時間待ちになりました。

生育状況に問題はないということで、訪れた人は寄り添って竹を食べたり、じゃれあったりする姿を写真に収めていました。

双子は、飼育員でも見分けが付きにくいほど似ていますが、シャオシャオには動物用のインクを使って体に緑色のラインが引かれています。

また、動物園では、2頭が生まれてから、これまでを振り返る写真パネルの展示もあり、多くの人が見入っていました。

新潟から訪れたという夫婦は「シャオシャオとレイレイのかわいい姿を見ることができてうれしいです。来年の誕生日もまた来ます」と話していました。

上野動物園教育普及課の大橋直哉課長は「2頭とも元気に育ってくれてうれしいです。ぜひたくさんの方にかわいい2頭の姿を見て欲しいです」と話していました。