大谷翔平 オールスターファン投票 中間結果でリーグトップに

来月行われる大リーグのオールスターゲームでファン投票の中間結果が発表され、エンジェルスの大谷翔平選手が指名打者の部門で92万票余りを集めてアメリカンリーグの全体トップに立ちました。

大リーグのオールスターゲームは日本時間の来月12日にシアトルにあるマリナーズの本拠地で行われ、出場する野手を選ぶファン投票の1次投票の中間結果が12日、発表されました。

このうち、アメリカンリーグの指名打者部門は1位がエンジェルスの大谷選手で92万4182票、2位がブルージェイズのベルト選手で20万5659票となり、大谷選手が大差をつけてトップに立ちました。

大谷選手は指名打者部門で全体の44%の票を集めたということで、1次投票で指名打者部門の2位以内を保てば最終投票に進みます。

また、大谷選手はアメリカンリーグの全体トップに立っていて、全体2位は外野手部門でトップに立ったヤンキースのジャッジ選手が84万4965票を集め、大谷選手をおよそ8万票差で追いかけています。

大谷選手がこのままアメリカンリーグ全体でトップの得票となれば、最終投票を待たずに3年連続3回目のオールスターゲームの先発出場が決まります。

一方、ナショナルリーグはブレーブスの外野手、アクーニャJr.選手が大リーグ最多の108万6537票を集め、トップに立っています。

このほか、レッドソックスの吉田正尚選手は、アメリカンリーグの外野手部門で8位となる26万8969票、カブスの鈴木誠也選手はナショナルリーグの外野手部門で10位の17万13票、カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手が同じく外野手部門で13位の15万9035票となっています。

1次投票の結果は日本時間の今月23日に発表される予定で、その後、各ポジションの上位2人と外野手は最大で上位6人が日本時間の27日から30日まで行われる最終投票に進みます。

最終投票は1次投票の結果を持ち越さずに行われ、各ポジションの1位、外野手は上位2人もしくは3人がオールスターゲームに先発出場します。

ピッチャーは選手間投票などで選ばれ、控えの野手とともに日本時間の来月3日にすべての選手が出そろいます。