「ブラスバンドフェスティバル」は、甲子園球場が来年8月に開場から100周年を迎えるのを記念して初めて開催されたもので、実行委員会から招待を受けた8つの高校の吹奏楽部やマーチングバンド部の合わせて800人ほどが参加しました。
はじめに一塁側と三塁側のアルプス席から夏の全国高校野球の入場行進曲と、大会歌の「栄冠は君に輝く」を合同で演奏しました。
続いて、各学校がグラウンドに降りて、高校野球でおなじみの応援曲を演奏し、智弁和歌山高校は、チームに勝利を呼び込む「魔曲」として高校野球ファンに親しまれるオリジナルの応援曲「ジョックロック」などを披露しました。
また「美爆音」として迫力のある演奏で注目を集める千葉の習志野高校は、ひときわ力強い音を響かせていました。
スタンドには多くの高校野球ファンや家族連れが集まり、大きな手拍子を送っていました。
地元兵庫の20代の男性は「いろいろな高校の個性ある応援やハーモニーを楽しむことができた」と話していました。
智弁和歌山の吹奏楽部の部員は「ほかの高校と一緒に合奏できたのがいい経験でとても楽しかった。甲子園は野球部と一緒で僕たちにとっても憧れの場所なので、また戻って応援したい」と話していました。
甲子園で「ブラスバンドフェスティバル」初開催 “魔曲”も
高校野球の応援で注目を集める、学校の吹奏楽部などによる「ブラスバンドフェスティバル」が、来年100周年を迎える甲子園球場で初めて開催されました。